目次
・新型コロナウイルスへの有効性(県立医科大学との共同試験結果)
・経済産業省より新型コロナウイルスに有効と認められた界面活性剤について
・自社内での検証結果
奈良県立医科大学との共同試験結果
2021年6月9日、株式会社ライフアートプランテックは、公立大学法人奈良県立医科大学(理事長・学長 細井裕司)及び一般社団法人MBTコンソーシアム(細井裕司理事長)協力のもと、Vshut(ブイシャット)が新型コロナウイルスの不活化に効果があることを確認しました。
試験結果
5.50×10⁶PFU/mlの新型コロナウイルスにV SHUT(ブイシャット)を1分接触させると、検出限界である<1.00×10²PFU/ml(減少率>99.998%)まで感染価は減少した。
V SHUTにおけるウイルスの感染価の推移
試験品 | 0分 | 1分 |
PBS(コントロール) | 5.50E+06 | 5.00E+06 |
V SHUTの液剤 | 5.50E+06 | <1.00E+02 |
検出限界値:<1.00E+02 PFU/ml
V SHUTにおけるウイルスの不活化効果と減少率
試験品 | 0分 | 1分 | |
V SHUTの液剤 |
不活化効果(Mv) |
– | 4.70 |
減少率(%) |
– |
>99.998% |
V SHUTにおけるウイルス感染価の推移グラフ
新型コロナウイルスに有効な界面活性剤について(経済産業省発表)
昨日5月28日、有識者による検討委員会(第4回)が開催され、塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)について、新型コロナウイルスに対して有効と判断されました。
これにより、有効と判断された界面活性剤は次の7種となりました。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
アルキルグリコシド(0.1%以上)
アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
塩化ベニゼトニウム(0.05%以上)【5月28日追加】
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)【5月28日追加】
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
【経済産業省】新型コロナウイルスに有効な界面活性剤を公表します(第二弾)
V SHUTの成分表
自社内での検証結果
2020年12月17日、自社内にて、【V SHUT(ブイシャット)】の細菌に対する不活化効果検証を行いました。
⒈試験品及び使用製品
V SHUTの液剤、次亜塩素酸水、コンパクトドライ(日水製薬)、ワイプチェック TE-302(加藤化成)
⒉試験内容
ワイプチェックを使用し、検体採取箇所4箇所それぞれ拭き取りを行い、元に戻し、液剤を攪拌・溶解させる。その後、4箇所検体(事前培養有無)をパターン別に規定量(液剤0.75ml)塗布を行う。液剤・検体塗布後蓋をし、35℃(±1)に設定したインキュベーターを使用し48時間(12時間間隔での変化確認)培養を行う。48時間培養後、赤色斑点(プラーク)の数を計測する。
・塗布量
液剤(0.75ml)+検体(0.25ml) 計(1ml)
・検体採取箇所
①携帯 ②PCキーボード ③ドアノブ ④エレベーターボタン
試験結果
V SHUTは、菌の繁殖が見られなかった為、即効性・持続性があると考えられる。次亜塩素酸水は、菌の繫殖を抑えきれない為、多数のプラークが確認された。
培地検査結果画像